今日も一日楽しく模様替え。
今回のターゲットはここです。
居間に置いて食器棚として使っている医療棚、の背板。
本体はミルキーホワイト、と言った少し黄色味のある白です。
入れている食器は白っぽいものが多いので
数年前にふと、背景は暗い色の方が映えるかな。
でも塗り直しとか面倒だなー・・・
と思い、お手軽に色をつけようということで
ポストカードやポスターを背板に貼りました。
ここを下駄箱塗ったディキシーブルーで塗ったら素敵になりそうじゃないですか。
でも、中板って外せたっけ?と思って確かめたら。
外せました。
銀器も置いている棚ですが、銀器にもこの色合うかしら。
下駄箱の上に置いてみたら
うわ、素敵☆☆
なんだろう、この雰囲気。
うちじゃないみたい。
良さそうですよ、塗りましょう!
というわけで中身全部運び出して
棚板も外して
マステで養生して(細すぎるけど)
いざ塗りましょう。
年末のお掃除は一度には終わらせられないので
「お掃除しないと」と思えばつい
「めんどくさいなー・・・」という気持ちが浮いてきちゃうのですが。
今回は楽しい。
素敵になるかなー、どうしよう~と思えばわくわくします。
ついでに本体下のオープン棚部分も丁寧にお掃除するのも楽し。
午前中一番に中身を出して棚板を外して拭いて、本体には養生。
家のことをするをよりもまずは一度塗り。
美しくもない塗りムラ状態だったので2度塗りします。
ペンキが乾くのを待つ間に家の用事して出したもののお手入れしました。
お昼ごはんにして
それから2度目の塗り。
それからまた家の普通のお掃除して
疲れてきてオヤツ。
ところで背板に貼っていたポスターやポストカードのうちの
こちらの葉書はずーっとずーっと前、結婚する前。実家に届いたダイレクトメール。
何でもない本当のダイレクトメールなんて捨てちゃうのですがこの葉書はずっと持っています。表に貼られた切手は外国のものでわざわざパリから投函されたのかパリの消印。個人でされているブティックかドレス工房の方だったのでしょうか。凝ったことするなあ、と思ったのを覚えています。
全然知らない方からのダイレクトメールでしたが
当時は今よりずっとゆるくて平気で学校の名簿が出回っていた時代でしたしダイレクトメールなんてあちこちからきりなく届いていましたがこのウェディングドレスの佇まいがとても好きでああ、結婚するときにはこんな風な、仰々しいことはないシンプルですっきりしていて何でもないけど落ち着いたデザインのドレス着たいなあ。とふと思ったのでした。
当時はバブル全盛期→突然崩壊の少しあとの時代でバブリー芸人さんの嘘くささとはまた違った本気のギラギラさが世の中を席巻していたような流れの名残もある頃でした。ゴンドラで降りてくる結婚式や何メートルあるんだというような巨大ケーキがホテル挙式でプランニングされていたバブルの頃。バブル崩壊後は華やかなホテル挙式とはまた違って「地味婚」と言われるようなレストランやガーデンでのウェディングも話題に上るようになっていた頃だったと思います。
そんな中にひらりと届いたこの葉書はとても気持ちよくストンと気持ちに沿ってくれるようでした。かといって、こちらのドレスを頼んだわけではなく展示会などに行ったわけでもなくただ一度家に届いただけのダイレクトメールだったのですがどうしてか、大切にずっと身近に持っています。